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すの日常

第6章 冷静と情熱の間


唇と唇が触れると

ただでさえうるさい心臓は

壊れるんじゃないかってぐらい

さらに暴れ回る


恐る恐るゆっくりと

何度も何度も涼太の唇にキスをすると

涼太はそれを優しく受け入れてくれる…



「涼太…好き…」


そう言ってほっぺたや耳たぶ

首筋にキスを落とすと


「んっ…」


涼太の口から小さな吐息が漏れる


パジャマのボタンに手を伸ばし

一つ一つ外していくと



涼太の素肌が露わになっていって


自分で脱がしたにも関わらず

あまりに刺激が強すぎて


「うわっ」


なんて声を出して

つい目を逸らしてしまう…涙



そんな私に


「こら…脱がしといてそれはないでしょ笑?」


なんて全然焦ることもなく涼太は笑う…


そんな余裕一杯の涼太に



「やっぱりずるい…」


なんて不貞腐れながら隣に

コロンと寝転ぶと



「じゃあ…

そろそろ教えてくれる…?

〇〇がなんかいつもと違う理由…」



そう言うと涼太は


私の体を自分の方に引き寄せて

ぎゅっと抱きしめた…
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