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すの日常

第1章 やきもち


宮舘さんの場合〜


俺の目の前で

俺が作った料理を

美味しそうに食べる彼女…


と…俺じゃない誰か……



一体何でこうなったのか…?



ことが起きたのは1時間前…

仕事から帰ってくる彼女のために

腕によりをかけて料理に勤しんでいると

ピンポーンとインターホンの音がして

彼女が仕事から帰ってきた…



「おかえりなさい」

そう言って笑顔で扉を開いた俺の胸に


「ただいま…ダーリン笑」

と彼女とは全く違う

ゴツゴツした身体が飛び込んでくる…



そしてそんなゴツゴツした体越しに


「ただいま…涼太笑」


なんて可笑しそうに笑う彼女の姿が

見える…



俺の胸に飛び込んできた

ごつごつした身体の主に


「何でいるの……?」

そう問いかけると



「ちょっと気分が落ち込んでたから

舘さんの手料理が食べたくなちゃった笑」



なんて康二は

俺の胸に顔を埋めながら

甘えた声を出した…
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