第3章 身体測定
木茂山「今日は朝、身体測定をする。女子は保健室に行けー」
はーい、と返事をして女子たちは保健室に向かった。
クラスごとに順番に行うようだ。保健室から違うクラスの女子がゾロゾロと出ていった。
「3年A組です」
学級委員である私が声を掛けると扉の奥から養護教諭の声が聞こえる。みんなで保健室に入り、身体測定の準備をした。
「相変わらず・・・」
「なによ」
風花が私の身体をジロジロ見て何かを言ってきたため、ジロリと睨んでおいた。しかし風花はボインだ、悲しくなる。
「体重は胸無い方が軽いもんね!」
「別に体重気にしてないし」
完璧に負けた。
身長と体重を測り、教室へ戻った。
男子は体育館で男性教師と身体測定をしているとのこと。
早く終わった女子は教室で自習の時間となった。
木茂山「・・・・・」
木茂山先生は自分の担当である科学の教科書を見ていた。
ちら、と見ると目が合ってしまう。
一度木茂山先生で自慰をしてから、さらにドキドキしていた。急いで手元に目線を向けた。
身体測定かぁ・・・・
〜〜〜〜〜〜
木茂山「さて、今日はお前の身体の検査をするか」
保健室には木茂山先生と私の2人だけ。
身体測定の日に休んでしまった私は、休日木茂山先生に呼ばれて学級委員の仕事と身体測定をすることになったのだ。
「え、木茂山先生が、ですか?いや、聞いてないですっ保健の先生は?」
木茂山「保健の先生は今日休みだぞ?」
なら身体測定は無理だろう、と言っても木茂山先生は聞き入れてくれない。
身長体重計を持ってくる。
木茂山「俺が測って報告しておくから大丈夫だ」
何が大丈夫なのだろうか。
そのまま機械に乗ろうとすると木茂山先生に声をかけられる。
木茂山「そのままじゃ駄目だろ?ほら、制服を脱ぎなさい」
「え、いや、先生いますし」
木茂山「身体測定は下着姿だろ?お前だけ制服で、というわけにいかないだろう」
「でも・・・」