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エゴイスト達とアオハル【ブルーロック/R18】

第2章 *君だけは譲れない 凪 誠士郎


『あれ?シロちゃん?』

「あ、」

久しぶりに幼馴染のと再会した。

家は隣同士ではあるのだが学校が違うこともあり、最近会えていなかった。

久しぶりに見る彼女は少し雰囲気が変わった気がする。

ぼーっと彼女を見つめていると、家まで送ってくれた玲王が話しかけてきた。

「凪、誰だ?」

『あ!もしかして貴方がシロのお友達のお金持ちくん?初めまして、シロちゃんの幼馴染のです。いつもシロがお世話になってます!』

「お金持ちくんって笑。俺は御影玲王だ、宜しくな!」

『御影くんね、宜しくね!』

にこっと微笑むと何故か顔が真っ赤になる玲王。

そんな二人を見て何故か胸がモヤモヤした。

こんな気持ち初めてだ。

このモヤモヤの正体が分かるのは案外早かった。


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