• テキストサイズ

エゴイスト達とアオハル【ブルーロック/R18】

第8章 王子様 國神錬介


『ッ!、、やっ、、、離して、、、』

恐怖のあまり声が出なかった。

私の腕を掴んだのはあの時痴漢してきたおじさんだったのだ。

学校帰りとはいえ、部活後だから夜7時だ。

友達も先に帰ってもらっていた。

この辺りは夜になると人の気配はほとんどなくなる。

抵抗しようにも相手は男、力に敵うはずもなくズルズルと路地奥に連れ込まれた。


「痴漢したことバラしやがって、、おかげで会社では変態呼ばわりだわ、嫁には逃げられたわで人生めちゃくちゃなんだよ!!だから、、、ドサッ)最後くらい楽しんでもいいよな?」

おじさんが見せたのはナイフだった。

怖くて身体が動かない、声も出ない。

涙しかでなかった。

「はは、大人しいじゃねぇか。そうだ、すぐ善くなる、、、今日はあのハンサムくんもいないしな、ゆっくり楽しめる、、、」

シャツを破かれ、首筋に舌が這う。

気持ち悪くて堪らない。


『ッ!、、、(誰か助けて、、、國神くん)』 

もうダメって思った。

その時、、、、

ドガッ

「うっ!」

「てめぇ、、、ぶっ殺す」



/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp