第2章 *君だけは譲れない 凪 誠士郎
ピンポーン
『はーい!あれ?シロちゃんどうしたの?』
気付けばの家に来ていた。
インターホンを押せば、ひょっこりと顔を出す。
「、、、俺、が好き」
『へっ!?///』
「昨日、玲王と仲良くするを見てイラってした。玲王がに一目惚れしたって聞いて俺のなのにって思った」
『それって本当、、、?//』
「うん、ほんと、、、ってなんで泣いてるの?」
突然泣き出すにどうしていいか分からなくなった。
もしかして告白されたのが嫌だったとか、、、?
そんなことを考えていると、が違うと首を横に振る。
じゃあなんで泣いてるのかともう一度聞けば、、、
『嬉しくて、、、』
涙を流しながらにっこりと微笑むに胸がキュンとした。
「じゃあも俺のこと好きってこと?」
『うん、、、ずっとシロちゃんのこと好きだった、、、きゃ!//シロちゃん、、、?』
から好きだと言われた瞬間、勝手に身体が動いていた。
彼女の腕を引き、自身の胸の中へと閉じ込めた。
此処が彼女の家の前で自分の家の隣だということを忘れて、、、
「やったね、これからもは俺のモノだね」
『うん、、、嬉しい、、、』
そう言って俺のお腹に腕を回しぎゅーっと抱き締めるが可愛くて仕方がなかった。
それと同時に俺の中でなにかスイッチが入ったのが分かった。
「ねぇ、、、、、おじさんとおばさんって家いる?」