第2章 あの人が消えた
悟「あっ、明日一緒にお出かけしよう?」
『どこ行くの?』
チョイチョイと手招きされ耳を貸す。
悟「紹介したい人が居るんだ。」
『………わかった。』
よろしく!、と満面の笑みで頭を撫でられる。
じゃあ、と硝子に告げ2人で部屋に戻る。
部屋に着き2人でベッドに腰掛ける。
悟「ふぅ…………、明日どっか行きたい所ある?」
『んー、特に無い………かな。』
悟「え~、せっかくのデートなのに。」
晩ご飯を食べ一緒にお風呂に入る。
悟「………いつまで一緒に入ってくれるかなあ。」
『へ?』
悟「んーん、こっちの話~。」
ぎゅーっと湯船の中で抱きしめられる。
『くすぐったいよ、悟。』
ふふふ、と笑う。
悟「え~、落ち着くんだもん。…………もう僕は、この匂いに侵されちゃったな。」
キョトンとした顔をして悟を見ている。
悟「ふふふ、夜空だーい好きだよ♡…………離さないからね。」
『?………私も悟の事だーい好き!』
目と目が合いチュッと唇にキスされる。
『!///////』
悟「顔、真っ赤にしちゃってかーわいい♡のぼせちゃうからそろそろ出るよ~。」
『…………また、からかって!////』
抱っこされ一緒に湯船から上がりタオルで全身を拭いてくれる。
パジャマに着替え水を飲み先にベッドに入る。
体がポカポカしている為か、すぐ眠気に襲われる。
寝る準備を済ませ同じベッドに潜り込む。
先にスースーと寝息を立てている少女の髪を撫でる。
悟「………可愛いなあ。早く僕のモノにしたいけど、まだ先かなあ。」
撫でていると、こちら側に擦り寄ってきた。
腕を持っていくと無意識に頭を上げてくれる為腕枕の体制になり、そのまま抱き締めて寝る。