第2章 あの人が消えた
悟「………まあ、夜空は僕のお嫁さんになるんだもんね~。」
『ふぇっ!?』
硝「おっ、そうなの?良かったじゃん。」
『な、ななななな何で!?/////』
硝、悟「え~、違うの~~?」
『~~~~もうっ!からかわないで!!/////』
2人でゲラゲラと下品に笑っていた。
夜「硝子、ちょっと。」
硝「ん、はーい。」
夜蛾先生に呼ばれ硝子が離れる。
『………でも最初に会った時私の事、傑にあげるって言ってた。』
2人きりになると気まずくて少し意地悪になってしまう。
悟「ん~?………でも手放したのはアイツだし俺が貰ったの。夜空は僕の事嫌い?」
キラキラとした綺麗な蒼い目で見つめられると弱く拒否できない。
『うっ………、私も悟の事好き………///』
悟「ん、僕も夜空の事だ~い好き!」
より一層ぎゅっと抱きしめられ苦しくなる。
『うぅっ………、ずるいよ………。』
悟「え~?離さないからね、夜空♡」
ちゅっちゅっと頬に軽くキスをされる。
『む~っ………』
硝「こら、ロリコン。そろそろ離してやんなさいよ。」
ヒョイと硝子に抱きかかえられ地面に降ろされる。
悟「僕達のイチャイチャ邪魔しないでよ~、ロリコンじゃないし。夜空の匂いが僕を、こうさせるんだも~ん。」
『………私のせい?』
硝「違うよ、アイツは最強の変態だから。」
ひど~い、と体をくねくねさせ冗談交じりに悲しむふりをしている悟。