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一緒に帰ろう

第6章 春と出会い


悟「ははっ、本当だ。混じってるよ。」

少し楽しそうに軽口で言う。

『大丈夫なの………?』

悟「体に異変は??」

悠「特に………。」

悟「宿儺と代われるかい?」

悠「スクナ?」

悟「君が喰った呪いだよ。」

悠「あぁ、うん。多分できるけど。」

悟「じゃあ10秒だ。10秒、経ったら戻っておいで。」

悠「でも………。」

悟「大丈夫。僕、最強だから。恵これ持ってて。」

恵「これは?」

夜空は恵と一緒に渡された袋を覗き込む。

悟「喜久福。」

(お土産、買ってから来たんだ…………。)

夜空は恵の方をパッと見て声には出していないが

多分同じ事を思っただろうな、と悟る。

悟「土産じゃない、僕が帰りの新幹線で食べるんだ。」

心を読んだかの様に言い訳に似た訂正を、する。


一方で喋っている間に悠仁から宿儺に変わったようでバッと飛び上がって悟に攻撃しようと、している。

恵「後ろ!」

悟「生徒の前なんでね、カッコつけさせてもらうよ。」

軽口で、そう言い宿儺の攻撃を避ける。

宿儺は楽しんでいるようで攻撃するのを止めない。



悟「7、8、9、そろそろかな。」

悠「おっ、大丈夫だった?」

丁度10秒、経ち宿儺からまた虎杖悠仁に変わる。

悟「驚いた、本当に制御できてるよ。」


軽く虎杖悠仁と会話を交わした後悟が虎杖悠仁の額に触れ虎杖悠仁が倒れそうになるのを悟が支える。
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