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一緒に帰ろう

第1章 出会い


傑「………先生に確認してみようか。」

携帯をポケットから出し通話ボタンを押そうとした所で近くの茂みがガサガサと動く。

姿を現したのは見るからに人間ではない呪霊が居た。

グルグルとこちらを威嚇している。

悟が駆け出した。

傑「悟っ!村の人達が居るかもしれない!!慎重に………。」

言い終わらないうちにあっさりと倒していく。

やれやれ、と溜息をつき通話ボタンを押す。

夜「どうした?」

傑「資料の件で話が…………。」





悟「ふう…………、これで全員かな。」

1匹倒す度に呪霊が集まっていたが能力的には弱く数十分程度で倒していた。

悟「傑~、先生なんて?」

傑「見た目が人間なら村人だって、見た目は違うらしいよ。後、救出するのは呪霊のハーフでも見た目が人間なら救出。ただ………、資料にあった娘は殺しても問題ないって。」

悟「なんで?」

傑「さあ??………呪術師にとって脅威だからかな。」

悟「ふーん。」





敵を倒しつつ村人を説得して救出しながら村の奥へと進んでいく。

夜が更けていたがもう少しで終わると悟に言われ呪霊のボスと娘を探す。

悟「本当に娘なんて居んの?………つか催淫効果ってどうなんだろ。」

傑「悟は変態だからそれにしか興味がないね。」

フフと呆れながら笑う。

悟「あ?そんな事言うなら見つけても傑にはあーげない。俺のモンだから。」

傑「…………良いけど“娘”って何歳なんだろうね。可愛くなかったらどうする?」

悟「………………俺らと同い年くらい。催淫効果持ってるやつは全員可愛いだろ。」

傑「偏見が凄いね。」
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