第4章 聖なる夜
…………………悟と距離を置いて数週間経った頃
真希「よう、夜空。悟から聞いたけどプロポーズされたんだって?」
『へ?』
真希「ほら、この前夜中に私の部屋来ただろ??あの後、悟に何があったか聞いたんだよ。」
『あ………あ~、そうだったんだ。うん、そうなの。いつもの事だから軽く受け流したら本気だったみたい。びっくりして逃げちゃった。』
笑いながら嘘を吐く。
(隠し通さなきゃ…………。)
真希「そっか。アイツ本気だから本当に嫌なら、ちゃんと言えよ?」
『うん!そうする!!ありがと、心配してくれて。』