第16章 お泊まり旅行。。!🖤
🖤「ちょっとお願いあるんだけどいいかな?」
🌸「?」
🖤「今からと明日が終わるまででいいから、俺の事呼び捨てにしてくれない?」
🌸「えっ?」
🖤「俺も🌸ちゃんのこと呼び捨てにするから。」
🌸「それは。。厳しいかもしれない。。」
🖤「なんで?」
🌸「恥ずかしい。。」
🌸は抱き枕に顔を埋める。
🖤「とりあえずさ、1回だけ?」
🌸「無理です。恥ずかしい。。」
🖤「お願い?」
🌸「。。。🖤?」
尚更強く抱き枕に顔を埋める。
🖤「ん。これは照れるねw」
🌸「自分から言ったくせに!」
🌸はばっと顔をあげると
🖤と目が合う。
🖤「🌸は耳まで真っ赤だね。」
🌸「うー。。。」
また抱き枕に顔を埋める。
🖤「🌸?顔見せて?」
🌸「。。。無理です。」
🖤「なんで?」
🌸「恥ずかしい。。」
🌸は🖤に背中を向け縮こまる。
🖤「あ、なんでそっち向いちゃうの?」
🌸「。。。」
🖤「こっち向いてよ。」
🌸「むりぃ。。。」
🖤「じゃ、いいや。」
無理やり🌸に腕枕をして
反対の腕をお腹に乗せてピッタリくっつく。
🖤「🌸?おやすみ。」
🌸「おやすみなさい。。」
しばらくすると🖤の寝息が聞こえて来たが
🌸はなかなか寝れずにいた。
抱き枕を持ったままこっそり布団を抜け出して
ソファに横たわり、🖤の背中を見つめる。
🌸(急な名前呼びはずるいよ。。)
🖤が何かを感じたのかモゾモゾと、寝返りをして
眠たい目を擦りながら
布団に🌸がいないことに気づく。
🖤「ん。。🌸?なんでそっちにいるの?」
🌸「寝れなくて。。」
🖤「おいで?」
🌸「。。。ん。」
🖤が両腕を広げるのでそこへ潜り込む。
🖤「どうしたの?」
🌸「🖤くんのせいだよ。」
🖤「おれ?」
🌸「うん。急に呼び捨てで呼んでとか呼び捨てで呼んできたりして、ドキドキして寝れなくなった。」
🖤「ww」
🌸「笑わないでよぉ。。」