第2章 新しい生活
母「結菜。少し話があるんだけどね。」
『どうしたの??』
母「実は来週から仕事で大きなプロジェトが始まるの。それでメンバーだった人が体調崩しちゃってね。代わりに入ることになっちゃったんだけど、この時間に帰ってこれなくなりそうなの。」
『そっか…。うん、大丈夫だよ。1人でもちゃんと気をつけて帰るから。』
母「ごめんね、おかあさんから言い出したことなのに…。」
『ううん。本当に大丈夫だよ。家まで15分くらいだし。』
申し訳なさそうに何度も謝る母に結菜は大丈夫、と繰り返した。
母「何かあったら電話してね。電話には絶対に出るからね。」
『…ありがとう。おかあさん。』
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週明けの月曜日。
母とコンビニ前で分かれた結菜は小走りで校門をくぐる。
そして教室に辿り着くと、黒板にはでかでかと『グラウンドにて全校朝礼!!時間厳守!!』と書かれていた。
そこでそういえば…と朝礼のことを思い出す。
話を聞いていなかった生徒がいることを先生はよくわかっているのだろう。