第2章 新しい生活
颯爽に歩き去っていく彼女に困惑していると、自分の足元に水色のイヤホンが落ちているのを見つけた。
「おい!!あんた!!これ…!!」
拾い上げて急いで声をかけるが、顔を上げたときにはすでに彼女の姿は見えなくなっていた。
「ま、いいか…。」
イヤホンをポケットに突っ込みながら、一瞬だけ合った彼女の瞳を思い返す。
彼女が見上げてきたその瞳に、若干自分を怖がっているような気がした。
しかし、この身長だ。
特に女子供から怖がられることはよくあるため大して気にすることなく、辺りを見渡す。
そしてバスケットボール部のチラシを配っている3人の声を聞いてそちらへと足を進めた。
「あんたらバスケ部か??」
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