第3章 露呈
いつも冷静で感情が平坦なようにも見える黒子のそんな様子に驚きながらも河原は続ける。
河「えっと…俺のクラスにいるんだ。お前ほどじゃないけど少し影が薄くて、水色の髪で黒子と雰囲気とかすっごい似てる"黒子結菜"って子が…。」
黒「一体…どういうことでしょうか……。結菜は今、東京にいないはず…。」
河「黒子と…その、彼女はどう言う関係なんだ??」
ぶつぶつと小さな声で呟く黒子に河原は感じていた疑問を素直にぶつけた。
その河原の表情にこれが聞きたかったのかと理解した黒子はあぁ、と口を開く。
黒「同姓同名の別人ではなく、僕が思っている人物と同じなら、黒子結菜は僕の妹です。」
「「「「「えーーーーーーー!?」」」」」
黒「みなさん…………。」
河「え!?先輩たち!?福田、降旗、火神まで!?何やってんですか!?」
突然背後から聞こえてきた大きな大きな声に2人が振り返ると、そこにはリコ監督以外の誠凛高校バスケットボール部員全員が揃っていた。
黒「聞いてたんですね。」
伊「悪い…黒子、河原。盗み聞くつもりはなかったんだが…」