第3章 露呈
放課後。
いつも通り部活のため、ロッカーで着替えをしていた黒子。
ロッカーにはすでに大半の部員たちが揃っていた。
河「黒子ー。いるかー??」
黒「はい。います。」
ドアが開いたのと同時に呼ばれた声にロッカーから顔を出して反応する。
最近では黒子を目視で探すのは無理だと諦めた部員たちにより、まず名前を呼ばれるようになってきた。
河「ちょっと話があるんだけど今いいか??」
黒「大丈夫ですよ。…場所変えますか。」
河「あぁ、そうだな。」
周りをキョロキョロと見ながら話す河原の様子を見て、ここで話すのは気まずい話なのかと気を利かせた黒子の提案により、体育館横のベンチに2人で腰掛ける。
黒「それでどうしたんですか??」
明らかにソワソワしている河原の様子に黒子は首を傾げながら改めて尋ねる。
すると、河原は覚悟を決めたかのような顔をしてゆっくりと話し始めた。
河「その、ほんと、勘違いかも知れないんだけど…"黒子結菜”って知ってる??」
黒「……どうして河原くんが結菜のことを??」
河原の口から出た思わぬ名前に黒子は目を見開く。