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【R18】私は性奴隷志願です!

第8章 『いっぷ』ではない事3


そんなアルタ先輩を困らせるつもりで聞いてみる。
「アルタ先輩には性欲がないんですか?」
「あるよ。僕だってムラムラする事。クラスの『しろ』に抜いてもらう時もあるし」

アルタ先輩の言葉に私はぶーーーっと飲み物を吹いた。
してるじゃないか、『いっぷ』!!
めっちゃしてるじゃないか!!

「じゃあどうして私じゃだめなんですか?!私の方がアルタ先輩を気持ち良くしてあげられます!!」
言うとアルタ先輩はお茶を飲みながらやわらかく笑う。
「美希さんにはさせたくないんだ。男だからかな?何とも思ってない子に咥えさせたりするのは気持ち良いし、何にも思わない」

やっぱりアルタ先輩は不思議な人だ。
ていうか、私にはさせたくない、とは?

「アルタ先輩は私が好きなんですか?」
男性にしては白い肌のアルタ先輩が赤らむのが見たくて言えば、彼はにこにこ笑う。

「裸の君が見たいんだ。『かとる』とか『いっぷ』とか、欲望を捨てた裸の君となら寝てみたい」
えーーー?えぇーーー?
これって何なんだ。
行って良いのか?

「じゃあ、『いっぷ』じゃない事をしましょう」
私は切り出した。
「お迎えは?」
聞けばアルタ先輩は時計を見る。

「まだ大丈夫かな」
「じゃあホテル……は制服だから入れないか。寮の……私の部屋行きましょう」
私がアンアンパンパンしてても隣の部屋の人は何も言わない。
『狂乱』の『かとる』と関わりたくないんだろうな。
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