第7章 いっぷ・黒
「ちょっ、何やってるの?!」
私が言えばこちらを向いた有沙がニコニコ笑う。
「安心して、ここに居るの大体アタシより序列下だし」
自分より下の序列の生徒には腕時計で電気ショック出来る……とか今はどうでも良くて!
私に絡んでくる腕を振り払って全裸のまま有沙の前に行く。
マンコに残ったゴムからあふれた生暖かいザーメンが足を伝う感触が妙に生々しく感じられる。
「どうしたのよ」
座り込み言うと有沙は何でもない様な顔をした。
「処女、捨てようと思って」
『どうせ学校出たら膜再生手術とかされちゃうんだろうけどさ』等とぼやく声がやけに遠く聞こえる。
頭が痛い。
ワタシハナニヲシテテ、アリサハナゼココニイルノ?
そんな疑問、感じたって仕方ないのに。
「じゃあ……、」
だから私は有沙の肩を抱いて唇を合わせた。
今までザーメン直飲みした汚い口だけど、とキスしてから気付く。
有沙は嫌がらず口を合わせて舌で私の唇をなめる。
口を開いてちゅっちゅっ♡と深いキスをした。
舌が絡まり唇がすれ合い気持ち良い。
「下触るよ……」
パンツを脱がせようとスカートに手を入れるとシャリっとした感触に思わずまくる。
履いてない……。
「脱いじゃお」
有沙がワンピースを脱ぐ。
下は全裸だった。
健康的に引き締まった体がうつくしい。