第20章 ダーリアの斜陽

指が割れ目を擦る。
美宇さんももう文句を言わなかった。
「あっ♡んっんぅ♡」

馨の指が割れ目の上部、多分クリトリスだろう、そこ触ると美宇さんの口から甘い声があがる。
濡れた膣口のヌメりを指に取りながら何回も馨はそこを攻めた。
優しく、時に強く。そして指でつまんだり。

ぬち、ぬち、とねばっこい濡れた音が静かな室内に響く。
そして、指が下の方にいくと、私も有沙も前のめりになる。
「いっ……」

小さいけれど、はっきりとうめく様な声がした。
でも馨は止めない。
胸をもんでいた手をクリトリスに移動させて股を弄り続ける。

「うっ、あぅ、んぅっ」
段々、美宇さんの声が変わってきた。
私は思わず有沙と顔を見合せる。私達、紅潮し、キラキラした目をしていた。

美宇さんが私達を見る。
「見てて楽しい？」
すかさず私達はうなずく。

「楽しいです～♡」
「頑張ってー♡」
有沙と私で声援を送る。