第20章 ダーリアの斜陽
「もう分かった取り敢えず、じゃあ『お姉様』だと思ってて。目つぶってても良いから」
馨は美宇さんに覆いかぶさり、軽く鎖骨を噛む。
「つぶらないわよ!ビビってなんかいないんだから」
美宇さんは言って馨を見ていた。
馨は優しく首や鎖骨周りに唇をはわせながら手で胸に触れる。
下からすくい上げる様に持ってちょん、と乳首に触った。
そのまま優しく鷲掴みして胸全体を揉んでいる。
白いしなやかな指が乳肉の中にうまった。
「御厨さんて着痩せするタイプなんだ」
乳肉をもにもにしながら馨が言えば美宇さんは心底嫌そうな顔をする。
その顔に私と有沙は顔を見合せて笑う。
「吟味するな」
ドスの効いた声で美宇さんが言うので、私と有沙は更に笑う。
それを乳を揉みながら馨がやり辛そうな顔で見渡す。
「いや、褒めてるんだよ。胸大っきいねって」
言われると美宇さんは『はぁ~~~~っ』と重いため息をつく。
「嫌ならもうやめるけど」
手を引こうとす馨のそれを美宇さんが掴む。
「つ、続けて」
打って変わって弱々しい声だった。
馨はちゅっと美宇さんの額にキスして又手を動かす。
胸を揉みながら片手は脇腹を撫でる。
「んっ♡はぁ♡もっと、して♡」
艶っぽい声に馨も安心した様だ。
脇腹を撫でていた手が下半身に伸びる。
腰周りを優しくなだめる様に撫でてそこから更に下に。
「ふぁっ♡んふぅ♡」
漏れる高い声に私達も興奮してしまう。
指がゆっくり奥を確かめた。
「良かった、ちゃんと濡れてるね」