第15章 誘惑ナイトプール
そして出し抜けに美宇さんにアイスティーを口移しで飲ませたもんだから、彼女ったら、もう凄いいきおいでそれを吹き出した。
それが顔面と水着に飛び散る。
もうそれを見たら、色っぽい雰囲気なんか作れなかった。
私も真人も顔を離し、笑い合う。
そしてオレンジジュースと烏龍茶を普通に飲ませ合った。
美宇さんは嬉しそうに口元を手で拭ってお姉様にドリンクを差し出すが断られている。
そうじゃないのだ、お姉様はドリンクが飲みたかったのではなく、美宇さんで遊びたかったのだ。
私達が遊んでいるから。
―――私達はキャッキャウフフと休憩をする。
又写真を撮ったり。