第14章 夏だ!海だ!魅惑の水着ヴァケーション!
「まあそうかもだけど、今は遊ぼうよ。あ、でも折角のプライベートビーチだしトップレスにしちゃう?」
「こ、こら、女の子はだめだよそんなの」
馨が言う。
「君はラッシュガードなんか着て!脱ぎなさい!ほら雄っぱい出すんだよ!」
日焼け止めを塗り終わった有沙に馨はラッシュガードを脱がされている。
やはりラッシュガードを着た真人が私を見てきた。
「日焼け止め塗ってあげますから……脱ぎましょうか」
にこっと笑うと真人も走り出す。
私はそれを追いかける。
「あ、何そっちだけ遊んでるの?!私も混ぜなさいよ!」
美宇さんも参戦し、彼女に引っ張られ御厨お姉様もやってきた。
全員で海の中で水をかけあったりする。
小一時間意味も分からないそんな遊びをしていて、馨と真人はちょっと肌が赤くなっていた。
「ほら、今からでも一応日焼け止め塗ろう」
有沙が馨をパラソルの下へ引っ張っていき体をタオルで拭いてあげている。