第14章 夏だ!海だ!魅惑の水着ヴァケーション!
そして着いたのは浜辺にある別荘群の一つだ。
「私は馨くんとが良いかなっ」
有沙が言う。
「じゃあ私は美宇とにするわ」
「お姉様♡」
御厨姉妹はイチャイチャしている!
「じゃあ真人……」
私が横を見ると彼は明らかに変な顔をしていた。
「だめだめ!女子は女子同士寝なさい!俺は黛くんと一緒の部屋で寝るから!」
真人は馨を押して部屋に入っていく。
「あらぁ、残念っ♡」
有沙はニコニコして私の方を見る。
ん?何でしょうか?
「残念じゃないの?」
「特には」
『そなんだ』と返してくる有沙と部屋に入り、御厨お姉様達も部屋に入っていく。
お部屋はダブルで広々している。
「近くのホテル、プールあってナイトプールもやってるってぇ!夜行こうよ!」
有沙は楽しそうだ。
私達はベッドの左右に別れてキャリーバッグを開く。
出すのは―――!