【薬屋のひとりごと】後宮の外に咲く毒の華【R指定】
第15章 【R指定】初恋的回忆〜初恋の思い出〜⑥
「っんっ…っ。」
ズルッと壬氏のモノが抜けた時に月娘は痛みから声を漏らした。
「……………。」
壬氏は体を起こして寝台に横たわっている月娘を見下ろした。
さっきまで自身のモノが入っていた場所をジッ見ていた。
自分の体液と月娘の体液が混じっているソコに、壬氏の喉が上下した。
自分で汚した月娘の体は、今まで感じた事が無いほど壬氏を昂らせた。
「……月娘…、次はもっと上手に出来る気がする…。」
「ええ?!」
壬氏が月娘の足を掴んだ時に、月娘の火照った顔は青くなった。
「瑞!待って!待って!」
月娘は懇願する様に手を壬氏に伸ばした。
そんな月娘の手を掴むと、壬氏は月娘の手をベットに押し付けた。
「…待ったら月娘はまた俺から離れようとするだろう?」
そう低い声で呟いた壬氏の言葉に月娘は背筋がゾッとした。
捕食者の鋭い目の様に壬氏は真顔で月娘を見下ろしていた。