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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第7章 【彼氏】





時は遡り、1ヶ月前。
休日、家の部屋の中での事。
彼は僕の家に遊びに来ていた。


ちゅん...ちゅん...


カーテンを開く。
そして、髪をポニーテールにしようとしていた時だった。


「 泪ッ...!! 」


その時、ソファに座っていた彼が身を乗り出す。


「ん..?どうしちゃったのかな...雷(らい)?」


ふふっ、と微笑んだ。
髪の毛を結ぶ手を止める。


「俺見たぞ...!泪が、泪がっ...!」


ここで、彼は立ち上がり、僕の肩をガッ!!と掴んできた。


「昨日、綺麗な顔した男と、くっついて歩いてたところをっ!」

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