• テキストサイズ

愛おしい彼は、僕の...《R18》

第5章 【ご主人様】





主様は、私にふいっと背を向けてしまわれた。


「主様…っ」その背中に、勇気を出して顔を擦り付けてみる。
恥ずかしくて、恥ずかしくて堪らない。


「こら…」


主様を振り向かせて、強引に唇を奪う。


「ンッ..!」


主様の手を握り、自分の胸板に当てた。


「触って...欲しい...」 


そして、主様の指を、胸の先端に当てる。


「主様…」


ピクン、と若干腰をよがらせた。


「君は分かっていない...!俺がどれだけ酷い人間なのかをね...」


はぁっ、はぁと、涙と涎を垂らしながら、主様の目を見据える。


「私...は...主様がどれだけ惨たらしい人間が...誰よりも...分かっております...それでもっ...貴方をお慕いしておりました...」


「私は...貴方の...全てを受け入れてみせます...」


主様の胸に、頭を近付ける。


「何を…されても…」


/ 158ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp