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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第5章 【ご主人様】




「ンッ...っ!」


とうとう、主様から、口付けをされた。
口の中に、舌を挿れられる。


「っ...!ふ...ぁ...っ」


「本当にいいのかい...?俺は本当に酷い趣味を持った人間でね...」


「...構い...ません...っ」


執事服を下からめくって口で咥えてみる。
恥辱で、顔に血が昇ってゆく。
硬くなった乳首を、露わにした。


「こら...あまり俺の扇情を煽らないでくれ...」


すっと、耳に髪をかけられる。


「ここに触れて、キスしてもいいかな...?」


「ええ...何をされても良いと...先程私は言いましたから...」


チュッ...と、耳にキスを落とされた。


「んんッ...♡」


「とりあえず、俺を..."ご主人様"と呼んでくれるかい...?」


「...ご主人...様...っ」


「本当に...こんな事も聞いてくれるのだね...」


その瞬間、主様が一旦私から離れ、机の引き出しを開けた。
そこからゆっくりと取り出されたモノはーーー


縄だった。


「....ッ!」


ーーー主...さま...まさか、本当にサディストの様なご趣味をお待ちだったとは...っ


「驚いたかい...?」


何かが吹っ切れたらしい。
主様は、満面の笑みで、縄をパァンッ!とまっすぐに整えていた。


「あッ...ふん...っ」


それだけで、何故か甘い声を上げてしまった。


「今の仕草だけで感じてしまったのかい?随分とエッチで可愛い子なんだね...」


顔を、ぐいと引き寄せられてしまう。


「ッ...っ!申し訳...ありませ...っ」


「謝らなくてもいいよ...今日は...手首を縛る位にしようか...」


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