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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第5章 【ご主人様】




「ぱこぱこ、しませんか?」


臀部を触らせて娼婦のように誘惑する。
若干頬を赤らめて、蕩けた瞳で。
主様は、ゴホッ!と咳き込んだ。


「ぱ、ぱこぱこって...!はしたないからその言い方やめなさいっ...!」


ーーーどうしたら...主様とぱこぱ...いや、性的なご奉仕をさせて頂けるのでしょうか...


今回もお誘いは失敗...と思った瞬間、急に腰を引き寄せられた。
よろめき、主様に抱き止められる。


「その顔...キスしたくなるからやめなさい...、凛」


「....!!!」


驚いて、目を見開く。
主様は顔を赤らめて、必死に理性を保っている。


「あまり年上をからかうものじゃないよ...今みたいに君は簡単に襲われてしまう...」


「あ...主...様....っ」


ぱっと、反射的に顔を背ける。
羞恥を煽られ、頬が熱くなっていく。


「満更でもないような顔をして...まさか本当に、俺に襲われてみたかったのかい?」


主様は、目を見開いて瞬かせた。


「...っ!そ...そんな...ッ!」


腕の中で身をよじらせる。
その瞬間、パッと身体を離される。


「冗談だよ...これに懲りたら、もう二度と私をからかわない事だ...」



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