第3章 【先生】
ーーーだ...
男子生徒を、襲うって...!
歩きながら、いらぬ妄想をするハメになった。
『山田くん...僕の事...抱いて下さい♡』
そしてーーー
ギシッギシッ...
『せっせんせいっ!すごい俺のっ!締め付けるっ♡』
『ふぁんっ..っ♡♡♡』
その瞬間、皇先生は、布団を噛みーーー
『すぐイっちゃいました...恥ずかしい、な..♡」
と、ふふふ..と照れ笑いする先生...。
ーーーみ、みたいな感じになっちゃうって事か...!?
あの綺麗で癒し系の、優しげな先生がっ...!!
イヤイヤイヤッ!
ぼんっ!と妄想をかき消した。
ーーーというか、なんで俺、こんな妄想して、顔が熱くなってんだ....?
噂を聞いてから、罠にはめられたみてぇに先生を意識するなんて..!