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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第2章 【幼馴染】




「晶大、今日9回目のメガネくいくいしたな!じゃあ俺も後8回くいくいするぞ!」


うるせぇ。話を進めろ。
千聖は本当にメガネを8回くいっとした。


"なんでお前、千聖とずっと友達やれてんの?"


周りの連中に、よく言われる言葉だ。
しかし、幼稚園から現在に至るまで、俺はこいつと一緒にいる。


「今は2人きりとはいえ、図書室なんだから静かにしとけよ..」


と、俺の声が聞こえなかったようで、千聖はマシンガントークをし続ける。
ぎゅむぎゅむと、俺に頬を押し付けて。


「わはわはっ!俺はそなたに今から言うぞ!図書委員としてなっ!これ以上読書しちゃ駄目だぞぉ!!」


「なんだよソレ、ボケのつもり?」


と、その瞬間千聖は頬を赤くした。


「ぼっ..ボケじゃないのだがっ...!!」


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