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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第8章 【ヌードモデル】




「ちょっ...!いきなり...!」


上半身を裸にさせられ、間近で見つめられる。
完全に、一条の顔が仕事モードに入っている。


ーーー顔、近くねぇ...?


「検査だ検査ァ...どんな体型なのか、見てんだよ...」


至極真剣な眼差し。
邪な感情は一切無いようだ。


ーーーすっげぇ...息...当たってる...


若干脚をモゾッ...とした。


「思ったより筋肉質だなァ」


と、急に、グッと胸筋を片手で掴まれる。


「さっ、触るのは無しだろ...ッ!いや、無しですよ!」


だけど、一条は手を離してくれない。


「もうちょっと華奢な体格の男性の絵を描きてぇんだよなァ...」


パッと手を離され、俺ははぁっ...と若干息を荒くする。


ーーーびっくりした...どっちが破廉恥なんだよ...ッ


「よし、後はテキトーに裸になって隣の部屋にきてくれ、早急になァ」


と、一条は部屋を出ていってしまった。


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