第1章 【弟】
「半ズボンからでも分かるくらいっ...おっきくなっちゃってるよぉ!」
...やばい、また泣き出してしまう。
そして、えっ、えっちだ..。
俺は覚悟を決めて、昴の肩に手を置いた。
「昴、1人えっちしよう」
俺はキリッとした。
「ぇえっ...?お兄ちゃんなぁに、それっ?」
「昴...その...」
コホン、と俺は咳払いをした。
「硬くなっちゃったものを、自分の手で、こう...するんだ....!」
しゅっしゅっと、ジェスチャーで伝えた。
ーーーだめだ、これ以上詳細なことなんて俺の口からは...!
「わかんないよぉぅ!!お兄ちゃあんっ!!」
あ〜っもう!!
「昴、今おちんちん出してみてくれるか?」
昴にキョトンとされた。
「お兄ちゃんの前でっ...!?お兄ちゃんっ僕恥ずかしいよっ...!」
昴が恥ずかしがっている間、手際良くカーテンを閉める。