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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第7章 【彼氏】




「...!泪に抱きしめられるの...何気に初めてだ...」


顔は見えない。だけど今、雷は目を輝かせてるだろう。


「やめてよ....だめ...そんな事言うな......っ」


乱暴な言葉遣いになっていってしまう、それが本当に嫌だった。


ーーーだけど、このまま、伝えなきゃ...っ!


「..............僕は照れてるだけだ...」


告白する。
雷に今、顔を見られたくないから、めいいっぱい、抱き締める。


「.........................................嫌って..ねぇよ.....」



ああ、言葉がまた乱暴になってしまう。


ーーー恥ずかし過ぎると、やっぱり、いつもの僕でいられなくなってしまうねぇ..。


「泪......」


雷がふと、僕の体を離す。


「分かった...だが、それで浮気していい理由にはならねぇよなっ!!」


「雷、だからそれは勘違ーーーー」


言い終わる前に、ベットに押し倒される。


「っ....!」


頭に、血が昇ってゆく。
もう、何も言葉を発せない。


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