• テキストサイズ

愛おしい彼は、僕の...《R18》

第7章 【彼氏】




「ん...ふ...ッ」


体を離させようとしても、雷は力が強いので、びくともしない。


唇を離される。


ーーー誤解...だよ....雷...!


「泪っ..好きだっ...好きだっ...だけど俺ばっかりじゃん...っ!!」


ーーー違う...
僕も...雷に本気で恋しているのに....っ!


「...うっ....」


その瞬間、クラリときて、僕は崩れ落ちる。
雷に抱き止められた。


「やっぱり...俺に触られた時だけ、泪は倒れそうになるよな...」


はぁ...はぁ...と、息を整える。


「...倒れそうになる程、本当は俺を嫌ってるんじゃないのか...!」


ーーーそれは違うよ....!
雷を、これ以上、傷つけたくない....


僕は覚悟を決めて、雷の身体を抱きしめ返した。


/ 158ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp