• テキストサイズ

黒バス triangle  SS~secret story~

第7章 キセキと人狼をやってみました。




二日目夜になる。

人狼、占い師、騎士…と次々に進んでいく。

伏せてる間もなんか緊張…!

「霊媒師さん、顔を上げてください。」

その声でゆっくり顔を上げる。

「昼に死んだ人が人狼なら○人間なら×です。」

思わず声が出そうになる。

さっちゃんが出したのは○
つまり涼くんは人狼ってこと。










「二日目昼です。起きてください!」

皆が顔を上げる。

「昨晩亡くなったのは…テツくん!やだ、テツくん死なないでっ!」

「桃井さん。これはゲームですよ。」

さっきまでのテンションとは変わって一気に通常運転のさっちゃんにテツくんが苦笑した。

さっちゃんはというとその苦笑にやられたようだ。

「テツの奴、ゲーマス殺すとか…」
「ちょ、青峰っち!真顔で言わないで!!」


「誰か報告は?」

笑っている涼くんそっちのけで話を進める。

「無視ッスか…」「仕方がないですよ、死人に口無しです。」と二人が話している。

「あ、わた「黄瀬は人狼だったぜ。」…え、なんで大くん知ってるの?」

「霊媒師だからだろ?」

至極当然そうに言う。

「私もそうだけど…確かに涼くんは人狼だったよ。」

残りは一人。

「どちらが本当の霊媒師だ?」という真くんの疑問に答えるように、「大輝」と征くんが呼んだ。

「初めてやる優が嘘をつけるとは思えない。お前は涼太が人狼だと知っていた。この二つから導かれる結論は?」


征くんの目が鋭く光る。

「つまり青峰が人狼であると言いたいのか?」

「そういうことだ。」と満足そうに微笑んだ征くんによって、この昼大くんが処刑された。

/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp