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黒バス triangle  SS~secret story~

第5章 素直じゃない心


で、マネージャーになることに。

テストがあったけど、バスケのことはもちろん、部員についても色々調べ上げてたから余裕だった。

この時があたしが今までの中で自分の特技に感謝した瞬間だったと思う。






で、月日は流れて。

あたしはバスケに出会って良かったと思う。

自分でも自身が変わったって思えるから。




そしてあたしは宮地が好きになった。

可愛いものしか興味がなかったはずなのに、不覚にもかっこいいって思ってしまった。

誰かにドキドキするのは初めてだった。



それをあの時の友達に言ったら、
「今更?!最初からじゃん!」
と言って笑われた。

…あのころは興味だけだったはずなのに。
いや、もうその時点で恋は始まっていたのかしら?







でも気持ちは伝えられない。





伝えられないまま、今に至る。


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