黒バス triangle SS~secret story~
第4章 カラオケはあっというまっ?!*後編
「ゲームって?」
私が聞くと、征くんは微笑んだ。
「簡単なことだ。ルールは1人一曲歌って点数が最も高い者が勝ち。そして……」
思わずみんなで息をのむ。
「勝ったものが、この中から1人を自由に出来る。」
「「「!!」」」
私とさっちゃんを除いたみんなが固まる。
……訳がわからないよ?
「あの時のはそう言うことだったんですね…」
「じゃ~『あれ』をしていいの~?」
「もちろん。勝ったら何でも自由だ。」
その言葉にみんなの目が輝く…というより光を放った。
「よーし!やるぜ!」
「青峰っちには負けないッス!」
なんか凄く盛り上がってる…!
ついていけてないけど…
助けを求めて、さっちゃんの方を見た。