黒バス triangle SS~secret story~
第4章 カラオケはあっというまっ?!*後編
茶倉side
ということで日曜日。
カラオケなんて久しぶりだから内心ワクワクしている。
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「…広いね。」
それが部屋に入っての第一声だった。
「ん?普通だろ。」
征くんが普通だといったのはソファーやらテーブルやらが綺麗に並べられた、いわゆるパーティー部屋。
これが普通なの…?
「やっぱり赤司の感覚はずれているのだよ…」
「そうですね…」
「打ち上げで使うくらいだと思ってたッス。」
前言撤回。
私がおかしいのかなって思ってたけど、普通じゃないのは征くんだ。
「取り敢えず、曲入れようぜ。」
「待て。」
大くんが機械とマイクを取るが、征くんに遮られる。
「普通にやっては面白くない。…ゲームをするぞ。」
…ゲーム?