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好きに理由はいりません

第6章 優しい嘘


「それでもいいです…

今すぐじゃなくてもいいから

私を見て欲しいです…」


今…

まこちゃんは何をしてて

何を考えてるのかな…?



まこちゃんは

俺がいなくても平気?


俺は


差し伸べられた優しい手に

甘えてしまいたくなるくらい


平気じゃない…


でもその手がどんなに優しい手でも

まこちゃんじゃなきゃ

意味がない…



「ごめん…

きっと無理だと思う…」



「わかってます…

だからたまにこうやって会いましょう?

それだけでいいですから」
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