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好きに理由はいりません

第7章 たった一人の大切な人


朝目が覚めると

眠っている無防備な大ちゃんの顔が隣にあって

指を伸ばしほっぺたに触れると

ぷにぷに柔らかい感触につい笑顔になる…笑

調子に乗って

その柔らかほっぺたにちゅっと素早く

キスをすると


大ちゃんは急に目を開け


「するならそこじゃないでしょ笑?」


なんて笑いながら

私を引き寄せ唇にキスをする



「起きてたなら言ってくれれば…」


なんて恥ずかしくて文句を言う私に


「言ったらまこちゃんキスしてくれないでしょ?」


そう言って唇を尖らせるから


「好きだよ」


そう小さな声て囁いて

大ちゃんの唇に素早くキスをすると


大ちゃんは一瞬驚いた顔をした後


「俺も好きー笑」


と嬉しそうに笑って

私をギュッと抱きしめてくれる



うん…幸せだなぁ…


幸せ過ぎて怖いくらいだ…

幸せついでに

「ねぇ…大ちゃん…

私を大ちゃんのたくさんいる

嫁の一人にしてくれる笑?」


なんて欲を出して聞いて見たら


「ん…それはダメかな…?」


なんて案の定断られて


「そっか…確かに大ちゃんにとって

嫁は特別だもんね…私はダメか笑」


なんて落ち込む私に


「うん…だってまこちゃんはたくさんいる

嫁の一人じゃなくて…

将来俺のお嫁さんになるたった一人の

大切な人だからね笑」


なんて特大のキュンを投げつけてくる…


なんだこのかわいい生き物は…

私に朝から鼻血を出させる

つもりか…

そうなのか…汗?



真っ赤になった私の顔に大ちゃんが

顔を近付けて


「うわぁ…まこちゃん顔真っ赤だよ?

めっちゃかわいい笑」


なんて笑う…


悔しいけどきっと私は

出会った時からずっと

理由も理屈も関係なくなるぐらい

大ちゃんが大好きなんだよな笑


「悔しいけど…

好き…好き…好き…大好きだ!!!」


そうめいっぱい大ちゃんに伝えると

大ちゃんも顔を真っ赤にして

慌てて私の口を押さえて


「それ以上かわいいこと言ったら

朝から襲うからね?」


なんて真顔で言う笑


そんな大ちゃんを抱きしめて

"愛してるよ笑"

そう耳元で囁いた…




〜end〜
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