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好きに理由はいりません

第3章 認めたら負け


佐久間side

今俺の腕の中で気持ちよさそうに寝息を立てる

小さくて可愛いまこちゃん


この子を守りたくて

ここまで走り続けてきたのに


"大嫌い"なんて傷つくなぁ…笑



初めて会った時

涙目で俺を見つめるまこちゃんを見て


この子の守ってあげたい

そう思った



なかなか笑ってくれなかったまこちゃんが

初めて俺に笑いかけてくれた時は

この笑顔をずっと側でみていたい


そう思った





寂しがりやなくせに

強がりばかり言うこの子のために




早く大人になりたくて






"待ってて"


の言葉だけ残して

まこちゃんのそばを離れた



あれから10年


少し時間がかかってしまったけど

もう絶対に


この子の側を離れたりしない



だってまこちゃんは

俺だけの唯一無二の

かけがえのない宝物だから


だからこそ

酔っ払ってるまこちゃんと

キスをするのなんて絶対だめでしょ笑?



忘れましたなんて絶対言わせない

するなら全力本気のキスを!



ここからはアクセル全開ブレーキなしだから

覚悟してね…まこちゃん笑
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