第13章 指輪
身体辛くないんと言って腰に手を添えてきた。
辛くないと言えば嘘になるが、そこまでの辛さはない。
「飛んどったやろ?大丈夫か?きつかったらセーフワード言うてええんやで?」
今日は前より大丈夫だった。
手加減してくれたんだろう。
後ろから手を回してシャワーをかけながら、茂みに手を這わされる。
「んっ、ちょ…あっ…。」
「可愛い声出さんでー。洗うてるだけやん。」
そんなことを言うが、指は陰核をやらしく撫でている。
「なぁ、さっきよりヌルヌルしてきとるんやけど…これ、お湯やないよな?なにぃ?」
耳元で囁かれ鼓膜に響く。
膣口に指を滑らせてまたすぐ陰核に戻り、激しく動かしされ腰をくねらせた。
その刺激に声が大きくなり、浴室だということもあってか、響いてしまう。
あ、もう…。
宗四郎さんの手をギュッと太腿で挟んで腰をビクビクと震わせた。
「ははっ、イってもうてるやん。洗うてるだけやのに…。」
キッと睨めばごめんやんと笑って、今度こそ普通に洗ってくれる。
そのまま身体の汗を流しタオルで拭いてベッドに戻った。