第8章 告白

好き、大好きと繰り返すと、締まってんねんと言われ、恥ずかしくなる。


「僕、そんなに想われとったんやな。それなのにあないなことして…こんなに待たせて…ほんま堪忍なぁ。」


「ううん、いいの。だってもう、宗四郎さんは私のこと大好きでしょ？」


「っ！？…ははっ、そうやな、大好きや。」


抱きしめ返された腕は何故か少し震えてて、痛いくらいに私を包み込む。

いや、痛いのは本当なんだけど…怪我してるし…。


もう動いていいと言うと、ゆっくりと入り口まで引き抜き、またゆっくりと子宮まで押し進めてくる。

その動きを少しずつ早めていった。


抱き合ったままなので、耳のすぐ傍で荒く息をしながら喘ぐ彼の声がはっきりと聞こえる。


「くっ…あかん、ちんこおかしなりそっ…ほんま気持ちいい…。」


その声は快感で震えていた。


はっはっと、痛みに耐えながら短い呼吸を繰り返す。

気持ちいいところを擦りながら子宮をつつかれると、痛みで出る喘ぎ声と甘い声が混ざる。


でも、そこまで気持ちいいわけじゃなくて…痛みと異物感が強くて、律動と苦しさで声が出てしまう。

その痛みと苦しさを、宗四郎さんを抱きしめて耐え続ける。

たぶん彼にはバレていない。気持ちよくて出ている喘ぎ声だと思っているだろう。
それでいい、そう思ってて…。


痛みで薄れてしまってる快感が、イけないくらいの強さなのですごくもどかしい。


律動が一際激しくなって、彼は慌てて陰茎を引き抜いた。


「んぁっ……はっ、はっ……早すぎやろうて…もう出てもうた…。」


ナカに出さないように引き抜かれた陰茎から吐き出された白濁は、私のお腹を濡らした。