• テキストサイズ

短編集【呪術廻戦】

第3章 お願い先生っ! 五条×生徒



そんな話をしながら教室に入って行くと、そこには乙骨と五条がいて何かを話していた。

つい今まで結婚やら子供のことを話していたは、急に教室内に五条がいて、緊張してそっぽをむいてしまった。


「ちょうどいいところに、さんと真希さん僕と一緒に任務だって。」
「三人で?」

真希が尋ねると、五条が頷いた。

「一応僕も同行するけど、三人でよろぴくー。」


いちいち言葉が古いな。と、は苦笑しながら頷いた。

「この三人って珍しいね!」

乙骨がに言うと、は笑って頷いた。

「そうだね。憂太くんもう特級になったのにね。」

乙骨は百鬼夜行以降一度四級にまで降格になったが、リカを顕現させることでまた特級に戻っていた。

そんな実力者の特級術師と体術ピカイチの真希が共に行き、さらには補助のできるまで行くとなると、かなりの呪霊なのかもしれないと、は内心心配になっていた。



「呪詛師が関わってるらしくて、かなりの数の呪霊が集められてるみたいなんだ。持久戦になるんだって。頑張ろうね。」

かなりの実力者で特級術師のわりに、ふんわり笑う乙骨にも癒されるように頷き微笑み返した。


「憂太は呪力操作雑だから、その大量にある呪力を最後まで上手に使う訓練ね。」
「はい。」

五条に後ろから言われ乙骨は頷いた。

「真希も同じように体力温存を心がけながら、どの呪具を使うか考えながら戦ってごらん。」
「ん。」

五条は一人一人に声をかけていき、最後にの方を見た。

「は何度もかけられない筋力強化を、どのタイミングで使うか見極めながらサポートね。あと、二人の体に異常があった場合の判断も任せるよ。」
「わかりました。」

は気合いのために握り拳をつくり、大きく頷いた。

/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp