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短編集【呪術廻戦】

第2章 上司がウザいです 五条×補助監督 (R18)



は息の仕方を忘れたのか、全身に力を入れていた。


「昨日もキスしたし、朝もしたじゃん。」


昨日はは酔っていて覚えてないし、今朝も不意打ちであたまが真っ白になってあまりは覚えてなかった。


五条はの手を引きベッドで来ると腰掛けた。

は立ったままで五条に手を握られたいた。



「五条さんは子供なんですけど、私には大人すぎます。」
「どういうこと。」

五条はの指を撫でながら笑った。



「仕事できるはずなのに、ふざけてばかりです。」
「…ん。」


の指摘に五条は小さく声を出した。


「うざいくらい絡んできて子供みたいです。」
「…うざ………」

ぐさっと言われた五条は胸を押さえた。


「私に対してもふざけてばかりで何が本当なのかわかりません。私にはわからないことばかりで、こうして触れられてもどう対応したらいいのか、私には…わかりません。」


顔を真っ赤にして、目を泳がせて必死なに五条はそそられた。


「全部本気。ぜんぶ本当。には本気。」


「…っ。そういうところが!」


「適当な女抱きたいなら、昨日の夜抱いてた。酔ったを今頃食べ尽くしてたよ。」
「……。」

は、五条の指先をそっと握り返した。

そういうことを言われることに慣れていないは、それくらいしかできなかった。


「おいで。」


手を引かれ、はされるがまま五条の膝の上に横向きに座らされた。


「男性経験ないの?」
「……すみません。」


「謝らなくていいよ。悪いことじゃない。」
「高専を一応卒業しましたが、才能なかったので、そのまま補助監督として学び直しました。ずっと勉強とかばかりでしたので。」

五条の膝の上でボソボソ話すを五条は肩を抱きしめ、閉じ込めた。

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