第2章 上司がウザいです 五条×補助監督 (R18)
全く覚えていないは、五条から目を逸らした。
申し訳ない気持ちと、後悔があった。
「お酒入った甘々な状態より、ツンツンのを抱きたいから辞めといたよ。」
「…っ。」
五条はのズボンの前の留め具を外し、シャツを出した。
「こっち見て。」
「だめです。…資料を早く見て……んっ…」
うっすらと口が開いた瞬間に口付けられ、ぬるりと入ってきた五条の舌には昨日の夜をうっすらと思い出した。
(…知ってる。この感覚…熱く柔らかい舌ーー…)
はぞくっとして、五条の腕を掴んだ。
五条の手は補助監督に支給させる黒いパンツスーツの中に伸ばされた。
「…ん……やぁ…っ」
絡められる舌に、は力が抜けてきて、資料室の棚にもたれ、呼吸を荒げていた。
「はっ…えっろ。足、もう少し広げて。」
「…んんっ」
は首を振った。
「ごじょ……さ…」
下着の中にまで入った五条の手首を掴み、は涙目になりながらも首を振った。
「あー、犯したい。」
「…っ」
「ま、夜までお預けかな。」
ギリギリ触れられることのなかった下着の中から、五条は手を抜くと、の腰に手を回し、最後もう一度の唇に優しくキスを落とした。
「今日の任務、俄然やる気出た。頑張ろうね、。」