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【DMCバージル夢】貴方と生きる【第二章開始】

第10章 神と、仔等(DMC4原作沿い)


 キリエも、反射的にネロの方を向こうとした。

 が――

 「……」

 ネロは、ヘッドホンを装着してそっぽを向いていた。

 (……あ、あからさま……!)

 キリエは思わず口元を押さえて、くすっと笑う。

 プレゼントの送り主が誰なのかなんて、もう明白だった。

 「……ありがとう、ネロ」

 小さな声で呟く。

 ネロは、それを聞いたのか聞いていないのか――

 ちらりとも彼女の方を見ようとしなかった。
ないビアンカはしっかりと見逃さなかった。

 (……素直じゃないんだから)
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