第6章 捻くれたクラスメイト。
えーっと、確か・・・・
名前〜・・・名前ぇええ・・・・
「アレー?小学生かと思ったら、キミ同じクラスじゃない?この間も居るの全然気づかなかったんだよねー」
「あ、本当だ!一緒のクラスのさん・・・だよね?よく気づいたね!さすがツッキー!!」キラキラ
何て失礼な2人・・・・
「ちょっと!!小学生じゃないし!!それに、私が小さいのもあるかもだけど・・・貴方が大きすぎるんだよー!!」ムゥ!!
ツッキーと呼ばれるノッポ君は私をまたも見下し鼻で笑う
影山「お前、身長は?」
「ツッキーは188cmあるんだぜ!もうすぐ190cmだ!」
・日向「「ひゃくきゅっ・・・・」」
ツッキー「何でお前が自慢すんの山口」
山口「あっゴメンツッキー!」
何てことなの!?
未知の世界じゃないかっ!!!
ノッポ君と私の身長差って・・・・・ (涙。
そんな私の思いを知る由もなく、ノッポ君は翔陽と影山と会話を続ける
話を聞いていると、ノッポ君はやたら影山を挑発する
"王様"というNGワードを連呼し、影山を苛立たせる
ツッキー「いいじゃん王様カッコイイじゃん!凄くピッタリだと思うよ王様!」
「ちょっと!!さっきから聞いてりゃ!王様王様って、王様がどんだけよっ!!そりゃ、確かに影山はかなり捻くれた王様だと思うけどっ!」
影山「オイ!」
(ビクッ!「いや、だけど、貴方もそうとう捻くれてるよねって話を・・・・・・・」
影山の怒った顔を見て、私の声は消え入るように小さくなっていった
ツッキー「だんだん声小さくなってるじゃん!やっぱ王様の前だと萎縮しちゃうんじゃないの?」
影山「・・・・なんなんだてめぇ・・・」
そしてノッポ君は、いきなり中学の頃の話を影山にし始めた
ツッキー「・・・県予選の決勝見たよ」