第6章 捻くれたクラスメイト。
ツッキー「あ~んな自己チューなトスよく他の連中我慢してたよね。僕ならムリ」
ノッポ君が話してるのは、影山が中学の時の話だよね?
自己中なトス・・・・・
少なくとも、翔陽に上げたトスは自己中なんかじゃなかったけど・・・・
ツッキー「・・・ああ!我慢できなかったからああなったのか」
影山「・・・・・!」
「か、影山・・・・?」
"ああなったのか"って言われたとたん、影山の顔つきが変わった
怒ってるだけじゃなくて・・・もっといろんな感情が混ざった複雑な顔
いつもなら、腹の立つ余計な一言とか言いそうなのに・・・
影山「・・・・・・切り上げるぞ」
日向「!!?ええっ!?おいっ」
「影山っ!!」
ここは追いかけるべき?でも影山、一人にして欲しそう・・・
ツッキー「逃げんの?王様も大した事ないね~。」
ノッポ君は片手でバレーボールを放り投げながら嫌味を続ける
ツッキー「明日の試合も王様相手にかてちゃったりして・・・・」
本当カチンってきたっ!!
「ちょっと!!本当にいい加減にしなっ!!!?」
ツッキー・山口「「!?」」
「よ・・・・・・・・」ポカーン
驚いた・・・・・
カチンときたのは私だけじゃなかったみたい
翔陽は、ノッポ君が放り投げていたボールをバネのあるジャンプで奪い返した
何度見ても、凄いジャンプ力・・・・