第5章 捻くれた王様。
―午後0時35分-
「結局今日もヨーグルトでしょ?」ピッ
影山「っ!!?」ピーゴトン
何の為にいつも二つ押しなんだろ?
影山「オイ・・・」ギロッ
(ビクッ!「だ、だっていつもそれじゃん!」
影山「そういう問題じゃない」
「もしかして・・・・ボタン押したかったの?」
影山「違うっ!!」
「だよね・・・」汗
影山「人が真剣に悩んでんの勝手に押すなよ!」
「ごめん・・・」
影山っていつもピリピリしてる・・・
特に”王様”って呼ばれた時の怒りようは半端ない
怖すぎるよ。
「ねぇ、何でいつも怒ってるの?」
影山「は?別に怒ってない」
「怒ってないの!?」
影山「怒ってないって言ってるだろ」イラッ
いや、それ怒ってるよ!!
でも影山は普段からこんなだし・・・・
「いつもこんなだと思えば怖くなくなるのかも」
影山「?怒ってないって言ってるだろ、チビ。」
「チビは禁句なのにぃっ!!こうなったら、今日はみっちり話し込んで影山攻略するんだから!!!」
影山「お前に俺を攻略できんのか?」フンッ
何この上から目線!!コート外でも王様だよ!
スタスタと先に歩いていく影山を必死に追いかける
こんな時、この身長差は本当に参る・・・・
足の長さ違いすぎでしょぉおお!! 涙